■神戸・六甲山のネオン 白熱灯からLEDに切り替え
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE100123112200315410.shtml
神戸の町を見下ろす六甲山系。日が落ちた後、海側から眺めるとその山肌に三つのイルミネーションーー神戸の市章、錨のマーク、北前船ーーが見えます。北前船は私が子供の頃にはなかったので比較的新しいはずですが、後の二つ、特に市章は少なくとも30年以上前には既にあったのを覚えています。
神戸市民にとってはおなじみのこのイルミネーション、これまで白熱球を使っていたところ、錨と北前船についてはLEDに換える工事が始まったとか。LED光源は白熱球などに比べ消費電力が少ない上、耐久時間も圧倒的に長いので、白熱球のように球切れ交換のメンテナンス作業も省けるはず。電気代の他に保守点検費用の節約も期待できます。大規模なイルミネーションのLEDへの転換が更に全国レベルで広がって行けばいずれは発電の負荷軽減にも繋がるかなと楽観的に期待。
ニュースの中で、工事費用は2800万円で、これはLEDへの置き換えによって節約できる電気代の87年分に相当すると伝えられていますが、厳しい経済状況の中でこんな金の使い方していいのかという恣意的な報道であるとすればちょっと強引ではないかと。前述のように、メリットは電気代の節約だけにとどまりません。私には、長期的な視野に立った事業であって批判すべき事ではないように思えます。まさか最初から特定の工事業者に便宜供与する目的でわざわざこの事業をつくったというわけでもないでしょうし。
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