20090326

阪神なんば線



昨日、南港方面に用事があったので神戸三宮から阪神なんば線に乗って大阪に向かいました。
なんば線は3月20日に開通したばかりで、今回初体験です。
今までは南港へ行くには梅田、本町、コスモスクエアと3回の乗り換えが必要でした。コスモスクエアでの乗り換えはホームの中で1フロア上がればいいだけですが梅田と本町はけっこう歩きます。更に(今はicocaのおかげで解消されましたが)少し前までは乗り換えの都度切符を買わなければならず、神戸から南港へ行くのはその距離や時間以上に「めんどくさい」印象がありました。

なんば線では三宮から快速急行に乗って40分ほどで九条に着き、そこで地下鉄中央線に乗り換え。ありがたいのはなんば線九条駅の改札からエスカレーターで地上に出ると、目の前に中央線九条駅のエスカレーターがあることです。よって乗り換えは非常にスムーズ。延々と歩かされたり階段を上り下りさせられたりすることも無く、思わず誘惑に負けて本屋で立ち読みしたりシュークリームを買ってしまったりということもありません。

九条駅のホームは濃いウォームグレーで落ち着いた印象にまとめられており、精算所や案内表示は黄色を大きな面積で使い、改札口は青のポイントカラーで視認しやすいように工夫されているようです。


また、座っている人がいたので撮影は控えましたが、ベンチもちょっと工夫のあるデザインでした。

以上良いと思った点。

ホームに防護柵つけないのは何か理由があってのことなのでしょうか?
神奈川県を走る相鉄線では2002年頃(?)に全駅で防護柵が設けられました。東京の新大久保駅で、ホームから落ちた人を助けようとした韓国人留学生が線路に降りて犠牲になった事故の直後だったこともあり、相鉄の全駅改修は非常に印象に残っています。これから作られる駅はすべてこうなればいいとその時は思いましたが、2004年に開通した横浜みなとみらい線も、今回のなんば線新駅もそういった設計になっていないところを見ると何らかの制約があってかなわないことなのでしょうか。

以上疑問点。


とても清潔で整然とした九条駅。いずれポスターや手書きの貼り紙、カタログスタンドなどが増えてエントロピーが増大して行くのでしょうか??美しさを保ったまま運用されるとうれしいですね。

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